『幸せになる勇気』の耳読書を中断!青年のキャラがイっちゃってて辛い。
こんばんは!オーディオブック生活をスローペースで続けています。一宮です。
ここ数年、急に『アドラー心理学』という名前を聞くようになりました。
それまでは、日本における心理学の2大巨頭といえば、フロイトとユングでしたよね?
「アドラー心理学」が広まりだしたきっかけは?
調べてみると、アドラー心理学が広まったきっかけは、2013年に発売された『嫌われる勇気』とのこと。
最近ではアドラー心理学は、”ブーム”から”メジャー”になったようで、本屋へ行くと、ビジネス×アドラー、人間関係×アドラー、というふうに、様々な面からアドラー心理学にアプローチする本が目に入るようになりました。
これまでは、それほど読みたいという気持ちにならなかったので、私は手に取ることはありませんでした。
でも、最近、思うところがあって、段々気になり始めまして。
オーディオブックで耳読書をしてみることにしました。
「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」
本書は、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊です。欧米で絶大な支持を誇るアドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な“答え”を提示します。この世界のひとつの真理とも言うべき、アドラーの思想を知って、あなたのこれからの人生はどう変わるのか?もしくは、なにも変わらないのか…。さあ、青年と共に「扉」の先へと進みましょう―。
(Amazonより)
発売からベストセラーで、すごい人気の本みたいですが、なんかもう、『嫌われる勇気』から、聞くのがつらくて…。頑張って全部聞いて、『幸せになる勇気』に入ったのですが。
もう、むり…。(白目)
引用文の通り、「哲人」と「青年」が会話をして、話が進んでいくわけですが、この、「青年」がめちゃくちゃ口が悪いのです。
読者である私たちは、青年に共感しながら、哲人の話を聞いていくのだと思いますが、この青年、哲人の説明に対して、「ええい、このサディストめ!あなたは悪魔のようなおかただ!」だの、「ぺっ、どうせ説教じみた隣人愛を語るのでしょう!聞きたくもありませんね!」だの、もう…聞いていて、本当にイライラしてしまうんですよね。
初対面の哲人に対して、しかも、教えを請いに押し掛けてきて、この態度。
共感できない度1000%。
オーディオブックだから、こんなに嫌な気持ちになるのかな?と思ったのですが、本屋で本をめくってみても、青年の嫌なやつぶりはそのままだったのでした。。
検索してみると、この青年のキャラは、不愉快だよ派と、逆に面白いよ派が居るようです。
なんか、ブログって凄いですね…。
こちらのエントリーとか、読んでいると、段々青年のキャラもいいかもしれない、と思えてくるから不思議です。
こちらのご意見、とても斬新でした(笑)
確かに島本和彦風だと思って読めば、少し楽しくなってくる、かもしれません。
良かった点
・『自分と他人の課題を分離する』という考え方
・『馬を水飲み場に連れていくことは出来るが、水を飲むのを強要することは出来ない』
この本を読もうと思ったのは、私が「人に嫌われるのがいや」という思いがあったためで…。人の評価を気にしてソワソワしてしまう性格を改善したいという思いからでした。
哲人の話は、なるほどと思う部分があって良かったです。(納得できない部分もありますけど)
もし気になったら、まずは試し読みしてみることをオススメ致します。
青年のキャラや、対話形式で進む本文を好きになれるかは、個人差があると思いますので。
私も、もう少ししたら、また聞いてみる…かもしれません。